都会の喧騒に疲れたので田舎で農業でもしながらのんびり暮らしたい。なんてよく聞きますが・・・・現実はそんなにあまくないですよ？かくいう私も儚い夢を抱いたことがあります。生活はお金だけでなんとかなるものじゃない。田舎に行くとそれを思い知らさることでしょう・・・・。
移住先人気ランキング
移住先として人気があるのは下記。ランキングをちらっと見て抜粋してきたので偏りはあるだろうと思います。ランキング上位の所がランキング作ってる可能性も多分にあると思うので。
- 1位 長野県
- 2位 山梨県
- 3位 広島県
- 4位 新潟県
- 5位 福岡県
- 6位 宮城県
地方移住ランキングは
大規模都市
- 1位 愛媛県西条市
- 2位 山口県宇部市
- 3位 静岡県静岡市
小規模都市
- 1位 大分県豊後高田市
- 2位 大分県日田市
- 3位 大分県臼杵市
村
- 1位 長野県宮田村
- 2位 長野県木島平村
- 3位 長野県青木村
移住に向いてる人
こんな人は移住に向いてるようです。
- 自然が好き
- ご近所付き合いを深め助け合いたい
- 虫退治に抵抗がない。小さな虫は気にしない。
- 車移動に抵抗がない
- 娯楽施設がなくても楽しめる趣味がある
- 自炊に慣れている
移住先でよくあるトラブル
自分に向いてない事をしてもなかなか続かないのと同じように、移住に向かない人は確実にいます。色々クリアしないといけない問題はたくさんあります。列挙しますが私的に一番きついかもと思うのは「虫」かもしれません。ゴキブリ、蚊、毛虫、アブ、なんでもござれが田舎です。子供と花火しようもんなら虫が大量に飛んできて風流もへったくれもない状態になったりします（笑）
トラブル・厄介事一覧
- よそ者を受け付けない文化がある。溶け込むのに10年以上かかる場合も。
- 交通が不便。車がないと生活できない。娯楽が少なくて遊び場が少ない。
- 親密な近所付き合いが面倒くさい
- 案外生活費が高くなる
- ゴミ捨てに独自ルールがある場所が多い
- 新築ルール 「この土地に家を建てるなら、この工務店で建てないとダメ」
- 消防団や商工会青年部への強制加入
- お祭りなど地域の催し物へ参加
- 冠婚葬祭 他人の葬儀に香典持って強制参加など
私的に思う一番の問題点
怖いのは病気です。知人の医者によると当たり前といえば当たり前ですが良い医者は大都市近郊にたくさんいます。地方にも良いお医者さんは当然居ますが数が少ないです。大きな病気になって病院に担ぎ込まれても・・・・最善の治療はしてもらえるでしょうが・・・・
移住に成功するには？
物事何でも準備が大切です。まず下調べはしっかりと。虫が本当に苦手なら高層のマンションがある地方ぐらいへの移住なら可能でしょう。普通のマンションでも3階より上になれば蚊は飛んで来ません。ゴキブリは極稀にでますがマンションが消毒作業しっかりしてくれていて、たまにバルサンでも炊けばまずでません。つまり・・・・場所選びが大切です。自分に合うところをしっかり見極めましょう。
田舎のレベルが高くなればなるほど人間関係のトラブルを解決できる能力が非常に大切です。協力しないと生きていけない場合も。だからこそ地域の寄り合い、しきたりに従わないといけません。都会での人間関係が嫌で地方へみたいな考え方をしているなら移住しないほうがいいです。どう考えても人間関係は田舎のほうが濃密です。
福井県池田町の移住者への七か条を読んでもらうと田舎の人と暮らすには覚悟がいるのがわかるように思います（笑）「都会風ふかすな」は口悪く聞こえますが、人の家にいったらその家のルールに従うのは当たり前です。ホームステイに来た留学生が母国と同じふるまいされたら困るでしょう。そんなきもちだろうと思います。
最後に
移住に成功している人、テレビで特集されてる田舎暮らしみたいなのに出る人に共通してるように感じるのはとりあえず「人付き合いが上手い」。その地域の人が良かったのもあるのだろうとは思いますが、そうはいっても魚心あれば水心です。人付き合い上手な人の周りには人があつまる。都会、田舎に関わらず人間が生きるのに人間関係全く無し、自分勝手に生きられるなんてのはありえない。
自分勝手に生きたいなら都会に住んでる方が絶対いいです。田舎暮らしはやめましょう。風光明媚、田舎のいい空気が吸いたいなら旅行で済ますのが一番です。たまに接するだけのほうが田舎の人ともいい距離感で接しられます。物事何にでも良い面、悪い面ありますから・・・・。
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