年を取るのは良いことだ

いい年になって。Youtubeを見ていると動画の傾向から年齢がバレるのか、健康、若返り、ボケ防止などなど若さを求める動画や広告がわんさかわんさかと。生きてると本当に年を取ることは忌避すべきことでとりあえず生きることが至上の幸福なのだと思わされる。

昔は若く見られるのが嫌で前髪抜いて舐められないようにしたとかなんだとか。年を取ることにも一定の価値があったように思うんだけどなぁ。昔は知識を持っているのが年寄りでなにか困ったら老人に聞けば何らかの解決策を知っていることがよくあったから尊敬されてお互い尊重されたんだろうと思う。

インターネットがあれば老人に話を聞く必要がない。グーグル様に聞いてしまえば何でも教えてくれるような錯覚に陥る。検索したら情報は得られるが知恵は得られないんだけどねぇ・・・・新入社員が「教えてもらえればできます」ってうそぶくのによく似てる。経験して覚えて身について初めて使えるようになるものばかりなんだけど。言語を学ぶのも似てる。意味を覚えて理解はできても会話でさっと使えるのは別の話。

車のハンドル。遊びが無いととても運転しにくい。物事には余白が必要。ギチギチに詰めて書かれた文章はとても読みにくい。年を取って余白の大事さを痛感する。急ぎすぎずゆっくりやろう。ゆっくりやってるうちに人生終わりそうな気がしないでもないが、まぁその時はその時で。向こうには会いたい人もいるし適当に楽しんで呼ばれた行こうとおもっている。

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